Today’s episode is “魔女のパン(majo no pan)《Witches’ Loaves》.
This story is a simple Japanese translation of O’Henry’s “Witches’ Loaves.”
This episode is JLPT-N5 level.
I created a quiz on this episode.
After listening, please take the quiz!
Please use this audio for listening and shadowing practices.
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☆Words
魔女(まじょ):witch
パン屋(や):bakery
お金持(かねも)ち:rich
帽子(ぼうし)を かぶる:wear a hat
硬(かた)い:hard
茶色(ちゃいろ):brown
絵(え)の具(ぐ):paints, colors
画家(がか):painter, artist
絵(え)を描(か)く:paint a picture
棚(たな):shelf
イタリア:Italy
ベネチア:Venice
建物(たてもの);building
2日後(ふつかご):two days later
袋(ふくろ):(plastic) bag
顔(かお):face
助(たす)ける:help
青(あお)い:blue
ブラウス:blouse
明(あか)るい:bright
化粧(けしょう)をする:put on makeup
道(みち):road
消防車(しょうぼうしゃ):fire truck
チャンス:chance
バター:butter
ドキドキする:heart is thumping
髪(かみ)の毛(け):hair
バカ:fool
怒(おこ)る:get angry
手(て)をあげる:raise hand
建築家(けんちくか):architect
コンテスト:contest
線(せん):line
奥(おく):back, far side
脱(ぬ)ぐ:take off
化粧品(けしょうひん):cosmetics
ごみ箱(ばこ):trash can
捨(す)てる:throw away
☆Conjugation of verbs
ます形(けい)《masu-form》
て形(けい)《te-form》
じしょ形(けい)《dictionary-form》
た形(けい)《ta-form》
☆Grammar
~でしょう:probably
Represents a prediction of the future. (Something that cannot be clearly determined.)
・たぶん あの人(ひと)は 私(わたし)と もっと 話(はな)したいでしょう。
《There’s a probability that the person wants to talk to me more.》
※I explained this grammar because it is at the N4 level.
《Script》
こんにちは、Megです。
今日のエピソードは、「魔女のパン」です。
ある町に 小さなパン屋が あります。
そのパン屋は マーサの店です。
マーサは40さいです。結婚していません。
そして、お金持ちで、親切な人です。
1か月前から、40さいくらいの男の人が、マーサのパン屋に来ます。
男の人は、めがねをかけています。
そして、帽子をかぶっています。
男の人の服は、古いです。そして、きれいじゃありません。
でも、男の人は背が高いです。そして、ハンサムです。
男の人は、古いパンを2つ買います。
このパンは、前の日のパンです。ですから、硬いです。
マーサのパン屋では、新しいパンは1つ100円です。
でも、古いパンは2つで100円です。
男の人は、1週間に2回、パン屋に来ます。
そして、いつも新しいパンを買いません。
古いパンを買います。
ある日、マーサは、男の人の手を見ました。
男の人の手は、赤や茶色の色が ついています。きれいじゃありません。
マーサは それを 見て、思いました。
「この人は、絵を 描きます。手の赤や茶色の色は、絵の具です。
この人の仕事は、画家です。そして、お金がありません。
だから古いパンを買います。この人は古い部屋で、絵を 描きます。
そして、私の古いパンを食べます。」
マーサは 昼ごはんを 食べています。そして、思いました。
「あの人に、私の おいしい料理を 食べてほしい・・・。」
マーサは、男の人が 好きです。
ある日、マーサは 男の人の 仕事を とても知りたいと 思いました。
それで マーサは 家から 絵を 1枚 持ってきました。その絵を 店の棚に 置きました。
その絵は、イタリアのベネチアの絵でした。
とても きれいな 建物、きれいな空、きれいな川の絵でした。
マーサは思いました。
「男の人は 画家ですから、この絵を 見て、何か 言うでしょう。」
2日後、男の人が 来ました。
男の人は 言いました。
「古いパンを2つください。」
マーサは 古いパンを袋 に 入れています。
すると、男の人が マーサに 言いました。
「きれいな絵ですね。」
「はい?」マーサは とても うれしいです。
男の人が マーサに 聞きました。
「絵が 好きですか?」
マーサは 言いました。
「ええ。絵・・・・が 好きです。」
マーサの 顔は 赤いです。
マーサは『絵と あなたが 好きです』と 言いたいです!
でも、言うことができませんでした。
そして、マーサは 男の人に 聞きました。
「この絵が 好きですか?」
男の人は 言いました。
「う~ん。この絵は きれいです。でも 建物が 上手じゃありません。・・・では、また。」
男の人は 店を 出ました。
マーサは 思いました。
「あの人は、画家ですね。絵が よく わかります。」
マーサは 家へ帰りました。そして、思いました。
「あの人は とても 親切です。そして、ハンサムです。
でも、お金が ありませんから、古いパンを 食べています。
画家は 有名になるまで、時間が かかりますから・・・。
私は お金が たくさん あります。私のお金で あの人を 助けたい!
私が 助けたら、すぐ 有名になるでしょう。」
それから、男の人が 店に 来たとき、マーサは よく男の人と 話しました。
マーサは 思いました。
「たぶん あの人は 私と もっと 話したいでしょう。」
男の人は いつも 古いパンを 買いました。
他の物は全然買いませんでした。
男の人は 前より 元気じゃありません。
マーサは 心配しました。そして、思いました。
「あの人に もっと おいしいパンを あげたい・・・。
でも、あの人は 私が おいしいパンを あげたら、どう 思いますか・・・。」
それから、マーサは青いブラウスを着ました。
とても明るい色のブラウスです。
そして、きれいに化粧をしました。
ある日、また 男の人が 店に 来ました。
そして、言いました。
「古いパンを2つください。」
そのとき、店の前の道を消防車が走りました。
とても大きな音でした。
男の人は 店の 外へ 行きました。
マーサは 思いました。
「あっ!今は、チャンスですね。」
マーサは 男の人の 古いパンを 少し 切りました。
そして、その中に バターを 入れました。
それから、そのパンを 袋に 入れました。
男の人が また 店に 入りました。
そして、パンの袋を 持って、出て行きました。
マーサの顔は 赤いです。そして、ドキドキしています。
マーサは 思いました。
「あの人は どう 思いますか?あの人は 家へ 帰って、
あの古いパンと水だけのお昼ご飯を 食べます。
あの人がパンを食べたとき、どんな顔を しますか?
どう 思いますか?うれしいですか?」
マーサの顔は もっと 赤いです。
その日の夕方、店のドアが開きました。
とても 大きな音でした。
あの男の人と、知らない若い男の人が 来ました。
男の人の顔は とても 赤いです。
帽子を かぶっていません。髪の毛は きれいじゃありません。
男の人は 大きな声で マーサに 言いました。
「バカ!バカな女!」
若い男の人は 言いました。
「もう 行きましょう。」
でも、男の人は とても 怒っています。
「いや、私は 行きません。私は この女に 言いたいです。」
男の人は マーサに 言いました。
「私は もう だめです。どうして、おまえは・・・。」
男の人は 手を あげました。
「きゃっ。」
マーサは びっくりしました。
若い男の人は 言いました。
「だめです。行きましょう。」
そして、男の人と一緒に 店の 外へ 出ました。
少しあとで、若い男の人が 店に 入りました。
「すみません。私は彼と同じ会社で働いています。彼は建築家です。
彼は この3か月、がんばって 建物の絵を 描きました。コンテストがありますから。」
マーサは 言いました。
「建築家?コンテスト?」
若い男の人は 静かに 言いました。
「ええ。彼は いつも 最初に えんぴつで 絵を描きます。
そして、最後に えんぴつの線を 古いパンで 消します。
古いパンは、消しゴムよりいいです。ですから、彼はこの店で 古いパンを 買いました。
・・・わかりますね。今日もここでパンを買いました。パンからバターが・・・。
彼の絵は もう だめです。コンテストに絵を出すことができません。」
そして、若い男の人は 店を出ました。
マーサは 店の 奥の部屋に入りました。
そして、青いブラウスを脱 ぎました。
いつもの茶色のブラウスを 着ました。
それから、化粧品を ごみ箱に 捨てました。
ありがとうございました。
このエピソードのクイズが あります。
ぜひ、クイズにチャレンジしてください!
では、また!
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