Today’s episode is “月夜のおばけとかなしいひみつ (tsukiyo no obake to kanashī himitsu)《The Moonlit Ghost and the Sorrowful Secret》.
This episode is JLPT-N4 level.
I created a quiz on this episode.
After listening, please take the quiz!
Please use this audio for listening and shadowing practices.
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☆Words☆
月夜:moonlit night
おばけ:ghost
かなしい:sad,sorrowful
ひみつ:secret
森(もり):forest
地面(じめん):ground
足跡(あしあと):footprints
~を追(お)う:to chase
~間(あいだ)に:while
急(いそ)ぐ:hurry
迷(まよ)う:get lost,to lose one’s way
怖(こわ)い:scary
玄関(げんかん):entrance
返事(へんじ):reply
明(あ)かり:light
~方(ほう):toward
迷子(まいご)になる:get lost
怪我(けが):injury
☆Conjugation of verbs
ます形(けい)《masu-form》
て形(けい)《te-form》
じしょ形(けい)《dictionary-form》
た形(けい)《ta-form》
いこう形(けい)《Volitional-form》
《Script》
こんにちは、Megです。
今日のエピソードは、
「月夜のおばけとかなしいひみつ」です。
ここは、夜の森の中です。
たろうは、1人で歩いています。
たろう:あっ!
地面に小さな足跡がありました。
たろうは、その足跡を見て、思いました。
たろう:これは、子どもの足跡?だれかいるのかなぁ?
たろうは、足跡を追って、森の中へ行きました。
たろう:お父さん・・・。
2時間前・・・
たろう:わぁ~、きれい!お父さん、写真を撮ろうよ!
父親:さぁ、山を下りよう!
たろう:もうちょっと、ここにいたい!
父親:いいから、早く帰ろう。
たろう:あっ、きれいな花!
たろうが、花を見ている間に、父親は行ってしまいました。
たろう:お父さん?お父さん?どこ?
たろうは、急いで山を下りますが、父親は見つかりません。
それに、たろうは道がわからないので、迷ってしまいました。
たろう:お父さん!お父さん!もう2時間前。お父さんはどこにもいない。どうしよう。それに・・・
たろうは心配そうに空を見ました。
もうすぐ夜になります。
たろう:もうすぐ夜になる・・・怖いよ。
たろうが森の中を歩いていると・・・
たろう:あっ!家がある!
古くて大きな家がありました。
家の中は明るいので、だれかいるようです。
たろうが玄関に行くと、
ドアが開きました。
ドアの向こうに、何かいます。
たろう:すみません。だれかいますか?
たろうが質問しても、返事はありませんでした。
たろうは少し怖いと思いましたが、家の中に入りました。
すると・・・
さっきまで、明るかった家の中が暗くなりました。
部屋は暗いですが、窓から月の明かりが入っているので、少しだけ部屋の中が明るいです。
何か音がしました。
たろうは音がする方を見ました。
たろう:わぁ~!おばけだ~!
部屋の中に、とても悲しい顔をしたおばけがいました。
おばけ:私は、ここにひとりで住んでいます。とても寂しかった。だから、私は死んだあとも、だれかが見つけてくれるのをずっと待っていました。
昔、このおばけは、父親と2人でこの家に住んでいました。
父親:はな!いってきます。
はな:いってらっしゃい。はやく、帰ってきてね。
ある日、父親は買い物に行くと言って、そのまま帰ってきませんでした。
はなは、父親を探しましたが、見つかりませんでした。それから、はなは、この家にひとりで住んでいました。
たろう:おばけさん、それは、さびしかったね。
はな:ずっとひとりで待っていました。でも、きみが来てくれて本当にうれしい。ありがとう。きみの名前は?
たろう:ぼくは、たろう。おばけさんは?
はな:はな。たろうくん、お父さんは?
たろうは、父親と一緒に来たこと、そして迷子になったことを話しました。
はな:そう。・・・たろうくん、私も一緒にたろうくんのお父さんを探すよ。はやくお父さんを見つけて、家に帰ろう!
たろう:いいの?ありがとう。
2人は月夜の中、家を出て、森を歩き始めました。
そして、
たろう:あっ!お父さん!
父親:たろう?たろう!!よかった。本当によかった。
たろう:お父さん、はなちゃんが一緒に来てくれたから、お父さんを見つけることができたんだ。ね、はなちゃん?
たろうは後ろを見ました。
でもそこに、はなは、いませんでした。
父親:どこも怪我はないか?すぐ、家に帰ろう!
たろう:待って、お父さん、はなちゃんが・・・。
はなは、空の上からたろうを見ていました。
はな:たろうくん、よかったね。ありがとう。
はなは、月夜の空に消えていきました。
ありがとうございました。
このエピソードのクイズが あります。
ぜひ、クイズにチャレンジしてください!
では、また!
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