#33 Japanese culture / 日本酒の歴史《The History of SAKE》 // N3 Level /Japanese listening

I’ll introduce Japanese culture in easy Japanese.
Today’s Theme is “日本酒にほんしゅ歴史れきし《The History of SAKE》”.
This episode is JLPT-N3 level.

I created a quiz on this episode.
After listening, please take the quiz!

Please use this audio for listening and shadowing practices.

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☆Words☆
代表的(だいひょうてき)な:typical
~に夢中(むちゅう)になる:into ~
「君(きみ)の名(な)は。」:”Your Name.”
※Your Name. is a Japanese film written and directed by Makoto Shinkai.
巫女(みこ):shrine maiden
天皇(てんのう):Emperor of Japan
免許(めんきょ):license

《Script》

こんにちはMegです。

今日は、日本の代表的だいひょうてきなお酒、「日本酒にほんしゅ」について話します。

みなさんは、日本酒にほんしゅを飲んだことがありますか?
私は、何回か 飲んだことがあります。
初めて飲んだときは、あまりおいしいと思いませんでした。

でも、10年以上前に、とてもおいしい日本酒にほんしゅ出会であいました。
まるで果物くだもののようにあまくて、飲みやすい日本酒にほんしゅでした。

私がそのとき飲んだ日本酒にほんしゅは、とてもめずらしい日本酒にほんしゅだったようで、それ以来、その日本酒にほんしゅを飲んだことがありません。
もう一度、飲みたいと思ったんですが、その日本酒にほんしゅの名前もわからないし、そのときのお店ももう閉店へいてんしているし・・・、
とても残念ざんねんです。

私が夢中むちゅうになった日本酒にほんしゅ、今日は、日本酒にほんしゅ歴史れきしについて紹介します。調べてみると、びっくりすることもありました。
ぜひ最後さいごまで聞いて、みなさんも日本酒にほんしゅ夢中むちゅうになってください。

日本酒にほんしゅが初めてつくられたのは、やく2000年前、日本に米作こめづくりが伝わったときだと言われています。
九州きゅうしゅうや、大阪おおさか京都きょうと奈良ならなどの関西かんさいで、日本酒にほんしゅつくられていたそうです。

最初さいしょつくられた日本酒にほんしゅは、「口噛くちかざけ」だそうです。
口噛くちかざけとは、口の中で、こめをたくさんんでつくるお酒のことです。

有名なアニメ映画「きみは」で、ヒロインの女の子がしていましたね。
昔は、神社の巫女みこ神様かみさま天皇てんのうのために、お酒をつくっていたそうです。

そして、今からやく1300年前には、中国ちゅうごくからお酒をつくる新しい方法が伝えられました。
そして、おまつりや大切なイベントのときに、貴族きぞくというお金持ちの人たちがお酒を飲んでいたそうです。

それから、お酒づくりは、お寺でも行われていました。
奈良県ならけんにある正暦寺しょうりゃくじつくられたお酒は、とても人気があったそうです。
そして、このお酒が、今の日本のお酒づくりのもとになったと言われています。

しばらくすると、一般いっぱんの人たちもお酒を飲むようになり、おまつりやイベントのときだけではなく、
普通ふつうの日もお酒を飲むようになったそうです。

すると、お酒のトラブルがえてきました。お酒を飲みすぎてっぱらったり、病気びょうきになったりする人が多くなったそうです。

そこで、そのときの政府せいふは、1252年にルールを作りました。
お酒をたくさんつくりすぎないこと、そして、1つの家にお酒は1つだけくこと

今だったら、ちょっときびしいルールですね。

今から、やく400年くらい前になると、江戸えど、今の東京で、たくさんのお酒が売られていたそうです。
そのころ、日本で一番お酒をつくっていたのは、今の兵庫県ひょうごけんだと言われています。

その兵庫県ひょうごけんつくられたお酒が、東京にはこばれていたそうです。
このはこばれていたお酒の名前を「くだざけ」と言っていたようです。

そして、あまりおいしくないお酒は、江戸えどくだることができませんでした。
江戸えどくだるとは、東京に行くということです。
つまり、あまりおいしくないお酒は、東京に行くことができなかったということです。

このことから、江戸えどくだることができなかったもの、
つまり価値かちのないものという意味から、「くだらない」という言葉ができたそうです。

このころまでは、お酒を自由につくることができていました。
でも、1875年ごろから、誰でも自由にお酒をつくることができなくなりました。
お酒をつくりたい人は、免許めんきょを取らなければいけません。これは、今も同じです。

初めて、この免許めんきょを取ったのは、奈良県ならけんにある神社だと言われています。
神社のイベントでは、日本酒にほんしゅが必ず必要で、日本酒にほんしゅは、神様への最高のプレゼントだと言われています。

そんな神様も大好きな日本酒にほんしゅ、今でも、もちろん、たくさんの人が飲んでいます。
そして、大切なイベントのときも、日本酒にほんしゅを飲むことが多いです。
例えば、お正月しょうがつ結婚式けっこんしき誕生日たんじょうびなど、いろいろなイベントで飲まれています。

私は、このエピソードを作るために、いろいろな日本酒にほんしゅの本を読みました。
歴史れきしを知ると、日本酒にほんしゅをもっと飲みたいと思いましたし、もっと日本酒にほんしゅについて知りたいと思いました。

みなさんの国や町には、日本酒にほんしゅのような、代表的だいひょうてきなお酒がありますか?
そして、みなさんは、その歴史れきしを知っていますか?
知らない人は、ぜひ調べてみてください!

このエピソードのクイズが あります。
ぜひ、クイズにチャレンジしてください!

では、また!

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