#43 Japanese culture / お盆《Bon festival》 // N3 Level /Japanese listening

I’ll introduce Japanese culture in easy Japanese.
Today’s Theme is “お盆(ぼん)《Bon festival》”.
This episode is JLPT-N3 level.

I created a quiz on this episode.
After listening, please take the quiz!

Please use this audio for listening and shadowing practices.

☆YouTube Channel


☆Quiz for this episode
Quiz at italki page

※Need to register (free)  with italki.
First time registrants click here

(This page is italki page.You can receive $10 USD italki Credits in your Student Wallet within 48 hours after you make your first purchase.)

☆My profile page
My profile page here

I also teach on italki. Check out my teacher profile for one of one lesson!

☆Words☆
お盆(ぼん):Bon festival
Obon is one of the Buddhist events. In Buddhism, it is believed that the spirits of family ancestors come back to this world during the Obon period between July and August, and a series of events take place to commemorate them.
Obon is regarded as one of the most important family occasions of the year in Japan.
Although Obon is not an official holiday, many offices are temporarily closed for business during this period.

盆踊(ぼんおど)り:Bon Festival dance
Bon Odori is a traditional Japanese dance that is generally performed at events or festivals during Obon holidays.
Participants wear yukata, a casual traditional Kimono-style garment, and dance to traditional music while circling around a stage to honor the spirits of ancestors.

移動(いどう)する:move

仏教(ぶっきょう):Buddhism

先祖(せんぞ):ancestor

もてなす:treat / welcome

仏壇(ぶつだん):Buddhist altar

迎(むか)え火(び):welcoming fire
“迎え火” is a sacred fire that is often burned on August 13th in front of each household to guide the spirits of their ancestors back home.

提灯(ちょうちん):chochin lantern

送(おく)り火(び):seeing off fire
“送り火”is lit on the last day of Obon, which is generally August 16th to send the ancestors back to their world.

五山送り火(ござんのおくりび):
The Send-off Bonfires of Five Mountains (Gozan no Okuribi) refers to the annual bonfires lit at various 5 locations including Nyoigatake (Mt. Nyoi known as Mt. Daimonji) on August 16 in Kyoto City.

阿波踊(あわおど)り:
“阿波踊り” is the largest and the most famous bon festival dance in Japan, attracting more than 1 million visitors from August 12 to 15 every year. “阿波” is the old name of Tokushima Prefecture, and “踊り” means dance.
Every night, groups of dancers dressed in yukata, or light cotton kimono, dance around in the town to the theme song called “Yoshikono” accompanied by three stringed shamisen, flutes, drums and bells.

《Script》
こんにちはMegです。
まず、こちらの音楽おんがくいてみてください。

みなさんは、この音楽おんがくいたことがありますか?
わたしはこの音楽おんがくくと、おどりたくなります。
この音楽おんがくは、日本のなつまつりでよくくことができます。

たくさんの人は、なつに「盆踊ぼんおどり」というダンスをします。
町によって、音楽おんがくやダンスはちがいますが、いろいろな町で、「盆踊ぼんおどり」はひらかれています。
この「盆踊ぼんおどり」は、「おぼん」と言われるときにひらかれます。

今日は、この「おぼん」について紹介しょうかいします。

「おぼん」とは、日本のなつのイベントです。
だいたい8月13日から16日にかけておこなわれますが、町によってちがいます。
たとえば、東京のいくつかの町では、7月13日から16日におこなわれています。

日本人にとって、「ぼん正月しょうがつ」と言われるほど、とても大切なイベントです。
たくさんの会社では、お盆休ぼんやすみがあります。おぼんはじまる日や、わる日は、車や人で、みちや電車がみます。
家族に会いに行ったり、旅行りょこうに行ったり、たくさんの人が移動いどうするのが、「おぼん」です。

でも、移動いどうするのは、”人”だけではありません。

「おぼん」の本当の名前は、「盂蘭盆会うらぼんえ」です。これは、仏教ぶっきょうのイベントのことです。
この「盂蘭盆会うらぼんえ」とは、簡単かんたんに言うと、先祖せんぞを家にむかえて、おもてなしをするイベントのことです。
先祖せんぞとは、たとえば、おじいさんのおじいさんのおじいさん・・・のように、今の家族のもっと前の家族のことを言います。
「おぼん」のときは、私たち”人”が移動いどうするだけではなく、”先祖せんぞ”や”んだ人”たちも移動いどうします。

先祖せんぞんだ人たちにとっても、「おぼん」は特別とくべつなイベントだと思います。
なぜなら、1年に1だけ、んだ人たちの世界せかいから、わたしたちの世界せかいに行けるときだからです。
1年に1だけなので、わたしたちは、おいしい料理を準備じゅんびしたり、ダンスをしたりして、先祖せんぞんだ人たちをもてなします。

「おぼん」で何をするかは、町によって、また家族によってちがいます。今日は、代表的だいひょうてきなものを紹介しょうかいします。

「おぼん」が始まる8月13日には、家にある仏壇ぶつだんの前に「盆棚ぼんだな」を準備じゅんびします。
仏壇ぶつだんとは、先祖せんぞんだ人をおいのりするためにいろいろなかざりをしているたなです。
「おぼん」のときは、その仏壇ぶつだんの前に、花や食べものをかざります。
それが、「盆棚ぼんだな」です。その花や食べものには、いろいろな意味いみがあります。
興味きょうみがある人は、ぜひ「盆棚ぼんだな」について調しらべてみてくださいね。

そして、「盆棚ぼんだな」を準備じゅんびしたあと、「むか」をして、先祖せんぞんだ人を家に入れます。
むか」とは、火のことです。玄関げんかんの前やにわで、おさらの上に特別とくべつくさいて、それをやします。
この「むか」は、先祖せんぞんだ人が、家がわからなくてまよわないようにするためにしています。
アパートやマンションなど、火を使うのがむずかしいところでは、「提灯ちょうちん」を使う人もいます。

ぼん最後さいごの日には、「おく」といって、また火をつけます。
これは、先祖せんぞんだ人が、んだ人たちの世界せかいに、安全あんぜんに帰れるようにするためにおこなわれます。
特に有名なイベントは、「大文字焼だいもんじやき」と呼ばれる京都きょうとの「五山送ござんのおく」です。
これは、毎年8月16日に、京都きょうとにある5つの山で、いろいろなかたちの火をつけるというイベントです。

最後さいご紹介しょうかいするのは、「盆踊ぼんおどり」です。
この「盆踊ぼんおどり」は、先祖せんぞんだ人たちが、んだ人たちの世界せかいに帰るのを見送みおくるためのイベントです。
いろいろな「盆踊ぼんおどり」がありますが、真ん中に大きなステージがあって、
そこに太鼓たいこをたたく人がいて、そのステージのまわりでたくさんの人たちが浴衣ゆかたを着て、ダンスをするスタイルが普通ふつうです。
この盆踊ぼんおどりの音楽おんがくやダンスも、町によってちがいます。

わたしの町にも、オリジナルの盆踊ぼんおどりの音楽おんがくがあります。
それを聞くと、子どものときによくおどっていたことを思い出します。なつかしいです。

むかしは、朝まで盆踊ぼんおどりをしていましたが、最近では、たくさんの町で夜だけ盆踊ぼんおどりをします。

盆踊ぼんおどり」と言えば、四国しこく徳島とくしまおこなわれる「阿波踊あわおどり」がとても有名です。
毎年100万人がこの「阿波踊あわおどり」を見に行っていたそうです。

みなさんの町には、なつにどんなイベントがありますか?
盆踊ぼんおどり」のようなダンスがありますか?
ぜひおしえてください。

ありがとうございました。
このエピソードのクイズが あります。
ぜひ、クイズにチャレンジしてください!

では、また!

☆Quiz for this episode
Quiz at italki page

◇Images and Videos
pixabay
pexels
Adobe Stock
いらすとや

関連記事

  1. #55 Short story / 庭の秘密~探偵物語1~《The S…

  2. #18 日本語トリビア「いただきます・ごちそうさま」 // N3 L…

  3. #52 Short story / 節分の鬼《Setsubun Ogr…

  4. #33 Japanese culture / 日本酒の歴史《The H…

  5. #15 熱中症 / heatstroke // N3 Level

  6. #36 Japanese culture / 日本の温泉の歴史《The…