#52 Short story / 節分の鬼《Setsubun Ogre Story》/ storytelling // N3 Level /Japanese listening

Today’s episode is titled ‘Setsubun Ogre Story’ (節分の鬼〔setsubun no oni〕).
This is a tale inspired by a Setsubun folktale from Iwate Prefecture in Japan.
This episode is JLPT-N3 level.

I created a quiz on this episode.
After listening, please take the quiz!

Please use this audio for listening and shadowing practices.

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☆Words☆
節分(せつぶん):
Setsubun is the event held to pray for our happy and healthy life.It is held on Feb 3th or 4th.
On that day, we throw away beans with saying “Devils out! Happiness in!”
This is called “Mame-maki”
(Mame means beans, maki means throwing away.)

鬼(おに):Ogres, Devils
伝統的(でんとうてき)な:traditional
お祝(いわ)いする:celebrate
昔話(むかしばなし):folk tale
貧乏(びんぼう)な:poor
お墓参(はかまい)り:visit the family grave
押(お)し入(い)れ:closet
お面(めん):(festival) mask
わざと:on purpose
叫(さけ)ぶ:shout
祈(いの)る:pray
長生(ながい)きする:live long

《Script》
こんにちはMegです。
みなさん、「節分せつぶん」をっていますか?
節分せつぶん」は、毎年まいとしがつ3日みっかおこなわれている日本にほん伝統的でんとうてき季節きせつのイベントです。

節分せつぶん」は、漢字かんじとおりに、「季節きせつかれるとき」という意味いみです。
ふゆからはる季節きせつわることをおいわいします。
このおこなわれるイベントのひとつが「まめまき」です。

まめまき」は、家族かぞく友達ともだちが、いえなかにわまめげることです。
そのとき、「おにそとふくうち」といながら、まめげます。
おにそと」とは、「わるいものは外へてください」という意味いみで、
ふくうち」とは、「しあわせなものはなかはいってください」という意味いみです。

今日きょうはこの「節分せつぶん」についての昔話むかしばなし紹介しょうかいします。

昔々むかしむかしやまちかくに貧乏びんぼうなおじいさんが1人ひとりんでいました。
おじいさんのつまどもはんでしまって、おじいさんは1人ひとりさびしい毎日まいにちでした。

でも、そんなおじいさんにはたのしいことがひとつありました。
それは、つまどものお墓参はかまいりでした。
おじいさんは、毎日まいにち墓参はかまいりにっていました。

むらひとたちは、それをて、「おじいさんはへんひとだ」とおもいました。
それで、だれもおじいさんとはな「そうとしませんでした。

おじいさん:ああ、毎日まいにちさびしいなぁ。つまどももいない。もうにたい・・・。

おじいさんが、お墓参はかまいりからかえっていると、
むらのたくさんのいえから「おにそと~!ふくうち~!」のこえこえてきました。

おじいさん:今日きょう節分せつぶんかぁ。
おじいさんは、むかしたのしかった節分せつぶんおもしました。

ども:おにそと~!ふくうち~!
おじいさん:いいぞ、もっとまめげろ!

おじいさんはゆきなかきながらかえっていました。

おじいさん:ああ、もう一度いちど家族かぞく一緒いっしょ節分せつぶんまめまきをしたいなぁ~。

いえかえると、おじいさんは、れのなかれていたはこしました。
そのはこなかには、つまどものおもものがたくさんはいっています。
そして、おじいさんはおにのおめんしました。

おじいさん:これは息子むすこがくれたおにのおめんなつかしいなぁ~。あっ、そうだ!

おじいさんは、1人ひとりまめまきをはじめました。
おじいさんは、おもいました。
おじいさん:どうせ、1人ひとりだ。もうしあわせはない。おにうち~!ふくそと~!

おじいさんは、「おにそとふくうち」ではなくて、わざと反対はんたいいました。

おじいさん:おにうち~!ふくそと~!
おじいさんは、さけびながら、まめげました。

まめがなくなったとき、おじいさんのいえにだれかがました。
おじいさんがけると、そこにおにたちがいました。

おにたちは、ほかいえで「おにそと~!」とわれたので、くところがありませんでした。
そんなとき、おじいさんの「おにうち~!」というこえこえたので、おじいさんのいえたのです。

おに1:「おにうち」とこえたが、はいってもいいのか?

おじいさんは、すこしびっくりしましたが、いました。
おじいさん:どうぞ、どうぞ、なにもないけど、なかはいってください。

おじいさんは、ひさしぶりにいえにおきゃくさんがたので、すこしうれしい気持きもちになりました。

おにたちは、おさけやおいしいものをたくさんってきました。
そして、おじいさんのいえで、パーティーがはじまりました。

おじいさんは、つまどもがいなくなってから、あまりわらっていませんでしたが、ひさしぶりにたくさんわらいました。

おじいさんとおにたちは、あさまでパーティーをしました。
あさになると、おにたちはかえっていきました。
おにたちは、おじいさんにいました。
おに2:おじいさん、来年らいねんるからな!

おじいさん:おお、来年らいねんってるぞ。

おにたちは、かえるとき、おじいさんにおかねをあげました。

はるになりました。
おじいさんはおにたちからもらったおかねで、つまどものおはかおおきくしました。
おじいさんは、いのりながら、いました。

おじいさん:もうすこ長生ながいきすることにしたよ。来年らいねんおにばないといけないからなぁ。

ありがとうございました。
このエピソードのクイズが あります。
ぜひ、クイズにチャレンジしてください!

では、また!

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