Today’s episode is titled ‘Setsubun Ogre Story’ (節分の鬼〔setsubun no oni〕).
This is a tale inspired by a Setsubun folktale from Iwate Prefecture in Japan.
This episode is JLPT-N3 level.
I created a quiz on this episode.
After listening, please take the quiz!
Please use this audio for listening and shadowing practices.
☆YouTube Channel
First time registrants click here
☆Quiz for this episode
Quiz at italki page
※Need to register (free) with italki.
First time registrants click here
(This page is italki page.You can receive $10 USD italki Credits in your Student Wallet within 48 hours after you make your first purchase.)
☆My profile page
My profile page here
I also teach on italki. Check out my teacher profile for one of one lesson!
☆Words☆
節分(せつぶん):
Setsubun is the event held to pray for our happy and healthy life.It is held on Feb 3th or 4th.
On that day, we throw away beans with saying “Devils out! Happiness in!”
This is called “Mame-maki”
(Mame means beans, maki means throwing away.)
鬼(おに):Ogres, Devils
伝統的(でんとうてき)な:traditional
お祝(いわ)いする:celebrate
昔話(むかしばなし):folk tale
貧乏(びんぼう)な:poor
お墓参(はかまい)り:visit the family grave
押(お)し入(い)れ:closet
お面(めん):(festival) mask
わざと:on purpose
叫(さけ)ぶ:shout
祈(いの)る:pray
長生(ながい)きする:live long
《Script》
こんにちはMegです。
みなさん、「節分」を知っていますか?
「節分」は、毎年2月3日に行われている日本の伝統的な季節のイベントです。
「節分」は、漢字の通りに、「季節が分かれるとき」という意味です。
冬から春へ季節が変わることをお祝いします。
この日に行われるイベントの一つが「豆まき」です。
「豆まき」は、家族や友達が、家の中や庭で豆を投げることです。
そのとき、「鬼は外、福は内」と言いながら、豆を投げます。
「鬼は外」とは、「悪いものは外へ出てください」という意味で、
「福は内」とは、「幸せなものは中へ入ってください」という意味です。
今日はこの「節分」についての昔話を紹介します。
昔々、山の近くに貧乏なおじいさんが1人で住んでいました。
おじいさんの妻や子どもは死んでしまって、おじいさんは1人で寂しい毎日でした。
でも、そんなおじいさんには楽しいことが1つありました。
それは、妻や子どものお墓参りでした。
おじいさんは、毎日お墓参りに行っていました。
村の人たちは、それを見て、「おじいさんは変な人だ」と思いました。
それで、だれもおじいさんと話そうとしませんでした。
おじいさん:ああ、毎日、寂しいなぁ。妻も子どももいない。もう死にたい・・・。
おじいさんが、お墓参りから帰っていると、
村のたくさんの家から「鬼は外~!福は内~!」の声が聞こえてきました。
おじいさん:今日は節分かぁ。
おじいさんは、昔の楽しかった節分の日を思い出しました。
子ども:鬼は外~!福は内~!
おじいさん:いいぞ、もっと豆を投げろ!
おじいさんは雪が降る中、泣きながら帰っていました。
おじいさん:ああ、もう一度家族と一緒に節分の豆まきをしたいなぁ~。
家に帰ると、おじいさんは、押し入れの中に入れていた箱を出しました。
その箱の中には、妻と子どもの思い出の物がたくさん入っています。
そして、おじいさんは鬼のお面を出しました。
おじいさん:これは息子がくれた鬼のお面。懐かしいなぁ~。あっ、そうだ!
おじいさんは、1人で豆まきを始めました。
おじいさんは、思いました。
おじいさん:どうせ、1人だ。もう幸せは来ない。鬼は内~!福は外~!
おじいさんは、「鬼は外、福は内」ではなくて、わざと反対に言いました。
おじいさん:鬼は内~!福は外~!
おじいさんは、叫びながら、豆を投げました。
豆がなくなったとき、おじいさんの家にだれかが来ました。
おじいさんが戸を開けると、そこに鬼たちがいました。
鬼たちは、他の家で「鬼は外~!」と言われたので、行くところがありませんでした。
そんなとき、おじいさんの「鬼は内~!」という声が聞こえたので、おじいさんの家に来たのです。
鬼1:「鬼は内」と聞こえたが、入ってもいいのか?
おじいさんは、少しびっくりしましたが、言いました。
おじいさん:どうぞ、どうぞ、何もないけど、中に入ってください。
おじいさんは、ひさしぶりに家にお客さんが来たので、少しうれしい気持ちになりました。
鬼たちは、お酒やおいしい食べ物をたくさん持ってきました。
そして、おじいさんの家で、パーティーが始まりました。
おじいさんは、妻と子どもがいなくなってから、あまり笑っていませんでしたが、ひさしぶりにたくさん笑いました。
おじいさんと鬼たちは、朝までパーティーをしました。
朝になると、鬼たちは帰っていきました。
鬼たちは、おじいさんに言いました。
鬼2:おじいさん、来年も来るからな!
おじいさん:おお、来年も待ってるぞ。
鬼たちは、帰るとき、おじいさんにお金をあげました。
春になりました。
おじいさんは鬼たちからもらったお金で、妻と子どものお墓を大きくしました。
おじいさんは、祈りながら、言いました。
おじいさん:もう少し長生きすることにしたよ。来年も鬼を呼ばないといけないからなぁ。
ありがとうございました。
このエピソードのクイズが あります。
ぜひ、クイズにチャレンジしてください!
では、また!
☆Quiz for this episode
Quiz at italki page
◇Images and Videos
pixabay
pexels
Adobe Stock
いらすとや
ぱくたそ
◇Music
BGMer